【パパ活男子、パパ活女子】パパ活は取り締まりの対象? 警察が動かない理由

パパ活女性
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近年、警察は中高生のパパ活への取り締まりを強化しています。これはパパ活自体が一般化されてきている背景があり、これに手を出す男女が増えているのがきっかけです。パパ活で警察沙汰にならないためには、パパ活と警察の関係について正しく知っておくことが大切です。それではどのような場合に取り締まりの対象になるのかをまとめました。

パパ活は犯罪?それとも合法?

パパ活自体は犯罪ではなく、パパ活そのものを処罰するような法令もありません。またパパ活は健全なデートのみ(食事やカラオケ、映画など)で、体の関係は持たないことが前提です。そのため、男女のデートでお小遣いのやり取りが発生したとしても、まったく犯罪行為には当たりません。しかし大人の関係になると、条件次第では取り締まりの対象となってしまいます。

パパ活における取り締まりの条件

どのような場合、パパ活が「犯罪」となってしまうのでしょうか?以下の表にまとめました。

条件女性が未成年女性が成人
食事のみ未成年者誘拐罪になる可能性
特定のパパ(独身、既婚)と大人あり女性は補導
パパは逮捕
不特定のパパ(独身、既婚)と大人あり女性は補導
パパは逮捕
売春防止法違反(罰則はなし)

取り締まりのポイントとなるのが女性が未成年であるかどうか、そして不特定多数との交際をしているかどうかになります。問題になるパターンを以下に並べてみました。

18歳未満の場合はデートだけでも補導

18歳未満であっても、デートしてお金をもらうこと自体は違法ではありません。ただし警察に補導される可能性はあります。これは少年法に抵触するからです。パパ側は場合によって未成年者誘拐罪になる可能性があります。

未成年と大人の関係

18歳未満の女性が成人の男性と体の関係を持つことは「青少年保護法」に関する条例で禁止されています。お互いに合意があっても、お金のやりとりが無くても、成年は未成年と性交することは禁じられています。これは女性側が未成年であるケースはもちろんのこと、年下パパで未成年のケースも同様に問題になります。

不特定多数と関係

不特定のパパとSEXすると売春防止法に抵触する可能性があります。パパ活の場合は「不特定多数」ではなく「特定の相手」と関係を築くので、法律上「売春」には該当しないのです。しかし不特定多数と性交をしている場合は問題があります。売春防止法第2条では、売春とは「不特定多数の相手と性行為をすること」と定義されているのです。ただ、売春防止法は、斡旋した場合のみ罰則があるため、女性は逮捕されても刑事罰に問われることはほとんどありません。

相手が未成年だと知らなかった場合

相手が未成年と分かっていて性行為をすれば完全に犯罪です。しかし知らなかったというケースもあります。女性側が年齢を偽っていたという例もあるからです。未成年の女性が嘘をついていたことが明確であれば男性側が罪に問われる可能性はないでしょう。

既婚者の場合

既婚者の場合は警察が動くというよりは慰謝料請求という民事訴訟の可能性があります。刑法における罰則はありませんが、民法第770条1項に、不貞行為が離婚事由になると定められており、夫婦関係を破綻させる理由を作ったということから、慰謝料請求が認められています。

詐欺罪

下記の記事でも紹介しているような頂き女子の場合は年齢にかかわらず詐欺罪が適用される可能性があります。パパからは受け取った金額以上の損害賠償を請求されることもありますので危険です。パパ活としてパパを募集した上で、まったく関係のない金融商品やセミナーなどに勧誘する行為も特定商取引法違反になる可能性があります。

合意なく大人の関係をするとどうなるのか?

双方が合意もしていない状態でSEXをしてしまうと以下のような罪が成立してしまう可能性があります。

強制わいせつ罪

“十三歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、六月以上十年以下の懲役に処する。十三歳未満の者に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。”

引用元:刑法第176条

強制性交等罪

“十三歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛(こう)門性交又は口腔(くう)性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、五年以上の有期懲役に処する。十三歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。”

引用元:刑法第177条

準強制わいせつ及び準強制性交等罪

“人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、わいせつな行為をした者は、第百七十六条の例による。

2 人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、性交等をした者は、前条の例による。”

引用元:刑法第178条

警察にバレる場合はどんな時なのか?ケースを紹介

では上記のような場合、どんなときバレてしまうのでしょうか

未成年の親が警察に通報

未成年の女性とわいせつな行為をして、その親が警察に通報すると、誘拐罪、もしくは児童買春・児童ポルノ法違反の疑いで、捜査・逮捕される可能性があります。児童買春については、たとえ相手が未成年であると認識していなくても逮捕されてしまうので、特に注意が必要です。

未成年が警察に通報

未成年の女性とわいせつな行為をして、その本人が警察に通報することで児童買春・児童ポルノ法違反の調査が開始されます。未成年とのパパ活は避けた方が無難でしょう。

合意なく性行為をして通報

女性の合意なく性行為に及んでしまうと、女性から強制わいせつ罪、強制性交等罪、準強制わいせつ及び準強制性交等罪などで被害届を出される可能性があります。有罪になるとかなり重い刑が科せられます。

騙されたパパからの通報

頂き女子がまさにこれですが、詐欺罪が適用されます。パパからお金を借りて返さなかったり、嘘の言い訳を言ってお金を騙し取った場合はこれに当てはまります。

囮捜査

パパ活においては、警察は未成年の性犯罪被害を防ぐために、TwitterなどのSNSや出会い系の掲示板の書き込みを見回っています。囮捜査の場合は補導されるとスマートフォンを没収、SNSのアカウントをすべて調べられ、メッセージのやり取りも読まれ調査されてしまいます。

アプリや出会い系サイトは危険度が高い

パパ活アプリや出会い系サイトは年齢を詐称したり、他の人からアカウントを買い取っている人もいるので、未成年と出くわしてしまうケースがとても多いです。これに対して交際クラブの場合は、身分証の提出が必須ですし、アカウントの売買はしませんのでとても安全です。そのため、交際クラブのほうが安全にパパ活ができるといえるでしょう。

パパ活アプリ

パパ活アプリはかなり高い確率で業者が紛れ込んでいます。初心者の場合はかなり苦戦しますので注意しましょう。初心者は騙されるケースが多く、ぼったくりバーなどがまさにこの典型で、マッチングアプリからは逮捕者がすでに出ています。パパ活アプリも筆者は使用していますが、今後確実にマッチングアプリ化していくと予想しています。業者の流入が多すぎて運営側の処罰が全く追い付いていないからです。

出会い系サイト

出会い系サイトも犯罪がよく起こりますので、初心者にお勧めしません。出会い系サイトは殺人事件にも発展した例があるので、危険度も高く、手当も対してもらえませんからリスクしかありません。絶対に避けたほうがいい媒体です。

交際クラブ

筆者が感じている中で最もお勧めになるのが交際クラブになります。交際クラブの場合は運営会社が仲介する形式になっているため、業者もきません。トラブルになる可能性はあるものの、違反者は追放される仕組みなので、安心です。できるだけ危ない媒体は使わないことをお勧めします。自分の身は自分で守るようにしましょう。

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